金持ち父さんの教え of cashflow-master.com

 Theaching of RichDad




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 ■金持ちと貧乏人を分ける2つのルールが存在する


 世界中で「持てる者」と「持たざる者」のギャップが

 広がり続けています。

 これは、雇用する側とされる側の違いだけではなく、

 自分の運命を自分でコントロールすることと、

 その操縦を誰かにゆだねてしまうことの違いでもあります。


 世の中には、2つのルールが存在するのです。

 金持ちが使っているルールと、

 残りの95%の人が使っているもう1つのルール ・・・

 家庭や学校で教えられているのは、

 残念ながら95%の人が使っているルールなのです。





 ■学業・知識の多い人が成功しているわけではない


 この世には、金持ちではない会計士がたくさんいます。

 銀行員、弁護士、株式ブローカーにしたところで同じです。

 彼らは知識が豊富で、たいていは頭のいい人達ばかりなのに、

 ほとんどが金持ちではありません。


 それはなぜか?


 会計的なことは学校で学んでいても、

 それをどうやって実質生活に応用したらいいのかを知らないからです。

 金持ちがさらに金持ちになり、貧乏がさらに貧乏になる、

 いわゆる「中流」の人たちが、いつも借金に追われている理由の一つは、

 お金に関する教育が学校ではなく家庭で行われているからなのです。


 たいていの人は、親からお金について学びます。

 貧乏な親は子供にこう言うしかないのです。

 「学校に行って一生懸命勉強しなさい・・・・」

 子供はいい成績で学校を卒業するかもしれませんが、

 頭に入っているお金の知識は貧乏な親から教えてもらったものだけです。

 このお金に関する知識は、

 子供がまだごく幼い時期に教え込まれるものなので、

 さらに始末が悪いのです。


 学校では、お金について教えてくれません。

 学校で教えるものは、学問的知識、専門的な技術だけで

 「お金に関する実際的な技術」は教えません。

 学校で優秀な成績をとったはずの銀行員や医者、会計士たちが

 一生お金のことで苦労しなければならない理由の一部はここにあるのです。





 ■なぜ、たくさんの人がお金のために働くことを選ぶのか?


 本当に何かを学ぶためには、たくさんのエネルギー、情熱、

 どうしても知りたいと言う欲望がないとだめだと金持ち父さんは言います。

 「怒りも原動力の一つになる。情熱は怒りと愛が合わさったものなんだから。」と。


 お金のこととなると、

 たいていの人は安全そうなことだけやって安心していたいと思います。

 つまりそこには情熱はありません。

 そういう人は、恐怖に動かされています。


 たいていの人たちが、ラットレースにとどまっている理由は、

 恐怖が原因でひとところで働き続けています。

 月末に請求書の支払いができないんじゃないか、

 首になるんじゃないか、

 お金足りなくなるんじゃないか、

 やり直したら失敗するんじゃないか、

 と思って怖いからです。


 この恐怖は、

 一生懸命勉強して会社に入りお金のために働くという道を選んだ場合に

 支払わなければならない代償のようなもの。


 恐怖や欲望といった感情が、

 いったいどこへ自分を連れて行こうとしているのか、

 ほとんど考えもせずに、ただ感情に突き動かされるまま

 高い給料、昇給、安定した仕事を求めて一生を過ごしてしまいます。

 それは鼻先にニンジンをぶらさげられた馬が、

 どこに行くのか知りもせずに、

 重たい荷物を引いて走り続けるのと大きく変わりがないのです。


 たいていの人は、お金の奴隷となっています。

 悲しいことに、そうなってから、

 上司に向かって腹を立てている人がほんどなのです。





 ■お金に関する間違い


 多くの人の考え方に潜む間違い・・・

 それは、「お金があればすべてが解決する」という考え方。


 立派な教育を受けた何百万という人が、

 職業上は一応の成功は収めているのに経済的には苦労しているという事態は、

 ほとんどの人が金銭・財政的技能を身につけることなく学校を卒業して

 仕事についていることから生じています。

 「どうやってお金を稼ぐか」ではなく「お金をどう使うか」、

 つまり「お金を稼いだあとどうするか」が大切なのです。


 たいていの人は、

 キャッシュフロー(お金の流れ)を理解していないために、

 なぜ自分がお金に苦労しているかすらわからないでいます。

 このような人は、

 「一生懸命に働くのはいいことだ」とだけ教えられ、

 「自分のためにお金を働かせる」方法を知らないでいるため、

 必要以上に働き続けることになるのです。





 ■お金を自分のために働かせるために


 感情に反応するのではなく、

 自分で自分の考えを選ぶことが必要です。


 朝、コーヒーを流し込んでから玄関から飛び出して行くみたいに

 考えもなしに反応するのではなくて、

 考えを選ぶことを学ぶ必要があります。


 お金持ちになりたければ、お金について勉強をしなければなりません。

 まずは、資産と負債の違いを知ることが第一。

 なぜなら、お金持ちは資産を手にいれるが、

 一方で中流階級以下の人たちは負債を手に入れ資産だと思い込むから。


 資産は、十分に大きくなっていれば、

 あとは何もしなくても自然に成長します。

 資産は、木を育てるのに似ているのです。

 何年ものあいだ水をやり、手をかけてやれば、

 ある日、木はあなたを必要としなくなる。

 それは、根が十分に深いとこまで達したからです。

 それ以後は、木は心地よい日陰を与えてくれ、

 あなたはその下で自由を満喫すればいいのです。


 人生で大事なのは、どれだけのお金を稼げるかではなく、

 どれだけのお金を持ち続けることができるかであり、

 富は今日仕事をやめたとして、あとどれくらい生きていけるか、

 その能力を示します。

 必要なのは、ガレージに眠っているお金を生まない資産ではないのです。


 だが、これに気づいている人は、本当に少ない。

 一生懸命に働くだけではだめだというのは、

 増えた収入のうちの大部分が、

 会社のオーナー、政府への税金、ローンやクレジットカードの支払い、

 といった仕組みで、他人のふところに入ってしまうから。


 一生懸命働いたら、

 その努力した分がそのまま自分や家族の利益になるための方法を

 学ぶ必要があります。


 そのためにも、

 お金の問題を解決するファイナンシャル・インテリジェンス(お金に関する知性)を

 高めるために、

 まず基礎となるファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書きの能力)から

 マスターする必要があります。




 ■そして人生につつきまわされたときは、学ぶチャンス


 金持ち父さんは、

 人生がだれよりもすぐれた「先生」だと言っています。

 「教える・学ぶ」ということは、

 話したり、授業をしたりするのは学校で教えるやりかたですが、

 人生は話しかけたりしません。

 あなたのことをつついて、あちらこちらに連れまわし、

 学んでもらいたいことを伝えているのです。


 このとき、

 つまり人生につつきまわされたとき、

 人間は二種類の人に分かれます。


 一つは、ただそのままにしておく人たち。

 もう一つは、あきらめずに怒ってつつき返す人たち。


 つつき返す人たちの多くは、

 相手を間違え、上司や仕事そのもの、旦那さんや奥さんに向かって

 つつき返します。

 みんな人生が自分をつついているとはしらないからです。




 ■つつかれたチャンスを活かす


 人はだれだって人生につつきまわされています。

 中にはあきらめてしまう人もいるし、戦う人もいます。

 でも、

 人生から『教訓』を学んで先に進んでいく人は

 とても少ないということが言えます。


 ですから、

 人生につつかれたときはチャンスなのです。

 これを活かさない手はないのです。

 学ばずに、賃金が安いとか、上司がいやだとか

 仕事に文句を言い続けて、お金の悩みをすべて解決してくれるような、

 何かでかいことが起こらないかと、ただ待ち続け、

 一生を終えてはいけないのです。


 金持ち父さんは言っていました。

 「会社や上司、仕事といった外的な要因をターゲットに

 文句を言って変化させようとしてはいけない。

 外に問題があるとおもっていたら、

 それらを変えなければ解決しないから。

 自分自身が問題なんだと気付けば、

 自分のことなら変えられるし、

 何かを学んでより賢くなることもできる。

 たいていの人が自分以外の人間を変えたいと思う。

 でも、よく覚えておくんだ。

 ほかのだれを変えるより、自分自身を変えることの方がずっと簡単なんだ」

 と。


 これができれば、

 お金持ちのようにお金を自分のために働かせる自分に

 近づくことができます。

 できなければ、お金のために働くことになるのです。




 ■思考は、なぜ大切なのか?


 貧乏父さんは、

 「お金に興味がない」とか「大切なのはお金じゃない」などと

 よく言っていましたが、

 金持ちの父さんは、

 「お金は力だ(力=便利なもの、役立つもの)」と

 言っていました。


 思考がどんなに大きな力をもっているか、

 それは測ることはできないし、

 普段はその力のありがたみなどわからないかもしれません。

 でも、実は、

 自分が何を考え、それをどう表現するかは、

 非常に重要なことなのです。


 貧乏父さんが、貧乏なのは、

 稼ぐお金の料が少ないからではなく(実際のところかなりの収入があった)

 考え方や行動の仕方が原因だったのです。


 一つの例として、

 貧乏父さんは、

 学校で一生懸命勉強し、いい大学を卒業していい仕事につき、

 できるだけ多くのお金を稼ぐために働くようにと言いました。

 一方、金持ち父さんは、

 お金持ちになるために学ぶ、つまり、お金がどのように働くのかを理解し、

 お金のために働くのではなく、

 お金を自分のために働かせるにはどうしたらよいかを学ぶことを推奨しました。


 ただ、前向きな考え方だけでは人生うまくいかないのです。

 お金に関する教育が大切なのです。

 お金はふところから出たり入ったりしますが、

 教育を受けてお金がどのように働くか、

 その仕組みをマスターすれば、

 お金に働かせて富を築くことができます。

 前向きの考え方というのは、人生哲学としてはすばらしいですが、

 それだけではうまくいかないのは、

 多くの人が、学校に行って教育を受けているにもかかわらず、

 お金がどのように働くかについては、全く習わないからです。




 ■ビジネスのススメ


 中流以下の人の大半がお金について保守的である理由、

 つまり「余裕がないから危険は冒せない」と言って

 安全策をとりがちな最大の理由は、

 中流以下の人たちの財産の基盤が整っていないことにあります。

 だからいまの仕事にしがみついているしかなく、

 安全な道を選ぶしかないのです。


 経済的な安定を確保しようとするなら、

 自分のビジネスを持つことが必要です。

 お金持ちは中流以下の人間と同じルールではゲームをしていません。

 したがって、お金持ちがどんなルールに従いゲームをしているのか、

 そのやり方を知っていさえすれば勝つチャンスが見えてきます。

 そのキーワードが、会社=ビジネスオーナーになることです。


 「お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせる」という

 教えの一つには、実は力関係のことを言っています。


 お金のために働いている場合、力は雇い主の手の中にあります。

 反対にお金を自分のために働かせている場合は、

 力はあなたの手の中にあり、それをどう使おうがあなたの勝手なのです。

 会社を立ち上げ節税し、

 かつビジネスからのキャッシュフローを

 資産につぎ込む再投資のプロセスが軌道に乗れば、

 お金持ちのベルトコンベアーに乗ったのも同然なのです。




 ■いますぐ行動する


 ロバート・キヨサキは言っています。 

 「あなたは、二つの貴重な贈り物を手にしている」と。
 二つの貴重な贈り物 ・・・・・ 頭と時間のことを言っているのです。

 この、頭と時間を使って何をするのか、

 自分自身の運命を決定するのは、、自分しかいません。


 何も考えずに、ただ時間だけが過ぎていく人生、

 そして、お金を一時的に手にしても、

 負債を増やすためにお金を使ってしまう人生なのか、

 それとも、

 自分に投資し、資産の獲得のしかたを学び、

 理想的な自分の姿を目指して選択する人生なのか。


 お金持ちになるのか、

 中流階級をめざすか、

 貧乏のままで一生を終えてしまうのか、

 その選択は、だれでもない「あなた」がするのです。


 あなたが働けば、速く学び教わることができます。

 学校の授業のように何もしないでただ座っているだけでは、

 どんな理想があっても、時間の無駄になってしまいます。

 無駄にしていい時間はありません。


 思い出してください。

 ロバート・キヨサキが、

 金持ち父さんの事務所にお金儲けの方法を教わりにいったときのことを。


 彼は、金持ち父さんから金持ち父さんのお店で働くことを提案されます。

 そのときのやり取りです。

 ロバート   「あの・・・その前に一つ質問してもいいですか?」

 金持ち父さん 「いや、だめだ。いますぐ決めるんだ。むだにする時間はない。

         いまここで決められないのなら、どっちにしても

         金儲けの方法をマスターするのは無理だ。

         チャンスは来たと思ったらすぐに行ってしまう。

         すばやく決断すべきときがいつかを知るのは

         とても大切なことなんだ。

         いまきみたちには待っていたチャンスがやってきた。

         十秒以内に決めないと、この授業は終わってしまうよ。

         やるかやらないかどっちなんだ!」


 そして、ロバート・キヨサキは、

 野球をやる代わりに、働いて金儲けの方法を学ぶ道を選ぶのです。

 彼の成功への道のりは、まぎれもなくここから始まったと言えます。



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